2007年5月12日

政権の改憲姿勢に対峙しよう
JCJ北海道支部が2007年度総会

新代表委員に古田さん、複数代表制に

 JCJ北海道支部は、二〇〇七年度総会を五月十二日、札幌市北区の北海道クリスチャンセンターで開いた。運営委員改選では、入院中の栃久保程二代表委員(新聞OB)に加えて、運営委員の古田俊暁さん(放送)を新しい代表委員に選出し、「複数代表制」を採用することを確認。運営委員として新たに林秀起さん(新聞)を選んだ。また、教育基本法改定や国民投票法制定という安倍政権の前のめりな「改憲」姿勢に対峙し、「平和憲法を守り、輝かせる活動を進めよう」とした〇七年度の活動方針を決定した。

 会員十一人が出席。欠席した栃久保代表委員に代わって古田運営委員が「安倍政権の改憲に向けた動きに対して、メディアは声を上げていない、今こそ新聞の力、テレビの力を発揮すべきときだ」とあいさつした。また、安藤健事務局長がメディアをめぐる情勢を報告。テレビ番組の「捏造」問題で沸き起こった市民のメディア不信が政権によるメディア介入の「口実」とされつつある現状を憂慮し、「いま一度『メディアは市民とともにある』ということを再認識してもらうことは急務であり、そのためにも政府と毅然と対峙できる報道姿勢を示すことが必要」と問題提起した。

 続いて、〇七年度の活動方針案について論議を行い、全会一致で承認された。活動方針には、平和憲法を守る活動として新たに、「『マスコミ九条の会』の北海道センターとして、憲法改悪阻止に向けて全国への情報発信を強化する」との項目を盛り込んだ。また、例会活性化と組織拡大に向けて「時宜にかなった例会、集会を隔月で開催する」「道内の基地めぐりツアーなどの各種企画を組織する」などの方針を列挙。「〇七年度中に会員十人、機関紙読者十人を増やす」との目標を掲げた。

 論議の中で会員からは、ジャーナリスト塾など昨年度の活動について「市民にJCJの存在をアピールすることができた」と評価したうえで、「市民団体やフリージャーナリストとのネットワーク作りを広げていくことが必要だ」との指摘があり、古田新代表委員から「昨年度のジャーナリスト塾などに出席した会員以外の約三十人に支部会報を配って、活動を周知している」との報告があった。また、他団体との共闘のあり方として「新聞労連、民放労連などの活動を束ねる役割をJCJが果たしていくべきではないか」と積極的な取り組みを進める必要性を強調する声も上がった。

(事務局長 安藤 健)

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