2008年2月17日

「外へ打って出る」活動へ
JCJ拡大運営委で新年度方針を討議

 JCJの拡大運営委員会が二月十六、十七の両日、神奈川県湯河原町の新聞協会湯河原荘で開かれた。在京支部・部会選出の運営委員のほか、北海道、広島、神奈川、埼玉新聞支部代表の合わせて二十四人が出席、地方支部活性化を目指す全国交流集会の復活や、JCJ会員が現場に赴く取材ツアーなど、「外へ打って出る」二〇〇八年度の活動方針について討議した。

 全国交流集会について本部側からは、「この三、四年開けずにいるが、地方支部再構築のためにも新年度は実施したい」との強い意欲が示された。出席者からは、休眠状態にあった支部が復活の動きを見せている関西での実施を推す声が上がり、「古都の景観問題が争点となっている京都市長選や、タレント弁護士が当選した大阪府知事選の現場を見る機会になる」「九月に京都で開かれる市民メディアサミットと連動できるのでは」などとの意見が噴出。神奈川支部の阿部代表に実施に向けた調整役を委ねることを決めた。

 また、会員のジャーナリストとしての力を養うための企画として、本部側が「JCJジャーナリスト学校」の開催を提案。今年九月から十一月をめどに、記事執筆や写真技術、DTP編集のノウハウを学習したり、一線の記者による講演会を開くなどの内容が試案として示されたが、「対象とするターゲットが不明確」などとして、本部側に実施内容の精査を求めることとなった。一方で、会員による取材ツアーについて出席者から要望が上がり、「日帰りや泊まりで現場に出かける内容を詰めたい」として、前事務局長の林さんに検討を一任することとなった。

 財政問題については、本部側から「このままではJCJの二年後の存続も危うい」という危機的状況が示され、二年ぶりの財政カンパを行う必要性が提起された。喫緊の課題として、本部側からは、JCJホームページの更新に関する報告があった。開設後十年余り蓄積された記事や情報で重くなっているページを整理し、ブログ「デイリーJCJ」を玄関≠ノ置くスタイルに変更する計画。本部主催の集会については、JCJ賞の受賞者を招く八月集会の実施日を「盆休みを避ける意味で、例年八月十五日前後に開いていた日程を前倒ししたい」との提案があり、今年は八月二日に日本プレスセンターで開くことが承認された。また、JCJ賞選考で運営委員の負担が大きいことや、全国交流集会や取材ツアーなどの企画が持ち上がったことを受け、例年開催している六月集会については廃止を含めた再検討がなされることも決まった。

 出席者による懇談では、七月に洞爺湖町で開かれるG8サミットに向けて、「反対運動についてきちんとした報道がなされているのか検証すべきでは。JCJとして行動する責任があるのではないか」との問題提起があり、運営委員の丸山重威・関東学院大教授からは、北海道支部との連携についても提案があった。協力要請があった場合には支部としても共同歩調を取れるかどうか、検討していきたい。

(事務局長 安藤 健)

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