2008年4月19日

全国交流集会の受け入れを了承
JCJ北海道支部が2008年度総会
夕張での10月開催に向け準備へ

 JCJ北海道支部は、二〇〇八年度総会を四月十九日、札幌市北区の北海道クリスチャンセンターで開いた。「市民との連帯を深める活動をさらに強化しよう」との基本方針を確認するとともに、JCJ本部から要請を受けた全国交流集会の道内開催受け入れについて満場一致で了承。夕張での十月初旬開催に向けて、支部を挙げて準備を進めていく方針を決定した。

 会員十人が出席。冒頭で栃久保程二代表委員は「会員三十五人という少ない人数での細々とした活動だが、皆さんと力を合わせて形の見えるJCJを目指そう」とあいさつ。「本年度は一大組織である道新と、参加者の少ない放送業界からの会員勧誘を進めたい」と決意を表明した。

 続いて、欠席した古田俊暁代表委員から寄せられた基調報告「メディアをめぐる情勢『市民と切り結び 権力と対峙する』を披露。報告では、昨年度行った例会やジャーナリスト塾、基地めぐりのフィールドツアーなどを振り返った上で、「微力ではあるが、市民レベルとの共同へのステップにも取り組んでいる」と総括。メディアの未来が不透明な中で、「国民・市民の視点に立って権力と真っ向から対峙することこそがジャーナリズム復権のキーワードだ」と、会員に一層の奮起を求めた。

 運営委員会の改選では、東京転勤に伴い支部を脱退した山田寿彦さん(毎日)の運営委員退任が報告され、代わって久田徳二さん(道新)が新たに運営委員に就任することが了承された。

 本年度活動方針の柱として議題に載せられた「全国交流集会」は、二月のJCJ拡大運営委員会、三月のJCJ総会で在京部会や地方支部の代表から要請があったもので、財政破たんに直面し、地域の再建を進めている夕張での現地取材や住民との対話を念頭に置いている。総会では、出席者から受け入れに賛同の声が得られた。中心行事となる講演会、討論会の講師としては「夕張のマチで市民と接している人や、地域おこしに携わっている人に依頼してはどうか」との意見が出され、運営委が中心となって、夕張にかかわっている会員と協力し、早急にスケジュールを詰めていくこととなった。

 一方で、七月に開かれる洞爺湖サミットに関して、「テロ対策」との名目で進められている市民の監視強化や集会規制などについて懸念の声が出され、JCJとして情報収集を進めるとともに、サミット取材に訪れる全国の市民メディアとの連携を進めていく姿勢も確認された。

 また、支部の活性化に向けて「会員五人、機関紙読者十人を増やす」とした目標を決定。昨年度も実施した、課題を抱える地域に出かける「フィールドワーク」の推進や、良質のテレビドキュメンタリー上映会開催などの継続も活動目標に掲げることとした。

(事務局長 安藤 健)

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