2009年3月28日

ジャーナリズムの危機脱出へ知恵を
JCJ本部、東京で2009年度総会

隅井代表委員が問題提起

 3月28日に東京で行われたJCJ本部の09年度総会に参加した。今回は地方支部も含めて五十余人が参加し、久しぶりに活気にあふれた総会となった。

 冒頭あいさつに立った隅井孝雄代表委員は、ル・モンドの身売りと経営に軍需産業が参画したこと、ニューヨークタイムスの新社屋の身売り、シカゴ・トリビューンの紙媒体の廃刊などを例に、世界各地でジャーナリズムが存亡の危機に瀕していることを紹介。インターネットを活用しながら苦境を生き抜いてゆく知恵が求められているとの考えを示した。

 また、毎日新聞のクラスター爆弾キャンペーンが条約締結に発展したことやBPO(放送倫理・番組向上機構)がテレビ番組の“逸脱”に歯止めをかけていること、派遣村報道などを引き合いに、メディアが果たすべき役割が十分にあることを指摘、JCJの存在意義として、「職能的機能の復権」と「市民メディアとの連携」を挙げ、重層的、多角的に深化させてゆくことが喫緊の課題だと問題提起しました。

 総会では広島、東海、関西などの地方支部の取り組みと課題が報告され、今年度の活動方針として、@大切な憲法を活かし、民意に応えるジャーナリズムへ、A今年こそ、新たにJCJ会員50人、読者100人、みんなで増やそう、Bみんなの努力でJCJの運営・組織・活動をリフレッシュしよう、を承認し「本気」の取り組みを強化することを確認しました。

(事務局長 古田俊暁)

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